20170901 TOYAMA
1日目。
13時、東京を出て福光へ。18時前に到着。
時間を見ないで適当に家を出て自由席の切符を買う。新幹線に乗車。ところが一番早い「かがやき」は指定席しか存在しない新幹線だった。なんと。
早く車掌さんに会って差額を払いたい。罪悪感が増してくる。早く来て。長野になっても車掌さんが来ない。早く来て。ご飯を食べていても落ち着かない。早く。
自分から行くか、と思ったときに検札。520円の違いだった。よかった。
富山から乗り換えて高岡に行く。そこから城端線に乗り換え45分。17時半に福光駅に着く。辺りには下校する高校生がいる。何人かと一緒に降りる。
古びたホームに素朴な制服姿の子供たちが笑いあう。わたしは深呼吸をする。清々しく懐かしい。
車が駅前に何台か停まっている。生徒たちを待っていたようだ。
そうか、毎日駅から送り迎えするんだ、大変だな。それとも、当たり前になっていたら大変とも思わないのかもしれない。
トラックの荷台に乗った生徒たちと、歩く一団とが何か言いあい、笑いあう。なぜか優しく胸が温まる。
吉江家までは駅から徒歩6分ほどで着く。
裏口のカギを開ける。
真っ暗で心細い。ああ、今日友達が来てくれる予定になっていてよかった、と心から思う。
布団を2階から持ってくる。どこに寝よう。蔵を除いても20部屋以上ある。トイレも近くにあるし、と、北西の角の部屋にして、布団を運ぶ。
5月に行けなかった本町のジェラート屋さんに行ってジェラートを買う。後から来るKさんも食べたいかなと、2つ持ち帰りで追加する。
19時28分、Kさんが合流。
Kさんは金沢を観光してきたのだけど、バスに遅れないよう走って壮大に転んで顔をすりむいたという。痛そう。そしてそのバスに乗らずとも平気だったと知ったという。心も痛い。
薬局に行こう、と、吉江家から15分ほどの大型店エリアに行く。町の中心からちょっと離れたこのエリアには、バローという大型スーパー、100均のキャンドゥ、寿司屋、本屋、靴屋、服屋、YAMADA、大型薬局が連なっている。少し離れて飲食とローソンもある。そして広大な駐車場。
Kさんとシャンプーリンスや絆創膏やらを仕入れ、帰宅する。お風呂に入って就寝。